一歩・二歩・散歩

ジョギングを始めて楽しい人生を送れるようになりました。連れ合いさんとも走っています。

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信州なかがわハーフマラソンに感謝

   

とうとう終わってしまいました。

過去に2度、2014年と2015年に走らせて頂いた大会です。今年レースに復帰するにあたり最初のレースとして走る予定にしていましたが、年初早々に、今年で最後の大会と知り、この日をとても首を長くして待ち、今まで以上に感謝して走らせていただきました。

沿道の皆さんにできる限り声を掛けさせて貰って「何年もありがとう御座いました。」とお礼を申し上げるとともに、手を振って下さる方、子供たちにはハイタッチをさせて貰いました。

もちろん、ゴミ箱の周りの散乱コップもやれる範囲の僅かではありますが、拾ってみました。全然綺麗にはなりませんでしたが。

こんな大会

長野県庁の「8 その他地域の元気を生み出す地域づくり 第1回信州なかがわハーフマラソン」という資料によると、

  • 中川村ランナーズクラブでは、「中川ウォーク・マラソン大会」を 25 回開催していたが、出場者が年々減少傾向にあり、マンネリに陥っていたことから、村制施行 50 周年に併せ、住民が主体となって村の活性化に寄与しようとハーフマラソン大会を企画した。
  • 子どもから高齢者まで気軽に参加できるニーズの高いハーフマラソン大会とすることで参加者の健康増進を図るとともに、親子のふれあいの機会の提供やスポーツに慣れ親しむことにより青少年の健全育成にも役立てる。

ということで、最初は村民による村民のためのランニング大会、つまり目線、対象は村民だったことが分かります。

それが、素晴らしい運営や住民の方々の笑顔が全国のランナーに知れ渡り、人気の大会となり、今年は人口約4,800人の村に4,000人近くのランナーが集まる大会になってしまった、ということでしょうか。

以前参加した大会の様子を書いたのがこちら。

 

 

コース的にはハードなのですが、制限時間も3時間30分と長いですし、沿道の民家から全部の住民の方々が笑顔で応援してくれる大会でした。

大会公式Webはこちら。

 

 

今回の様子についての報道、長野日報と中日新聞

 

 

 

 

なぜ今回で終了なのか

報道によると

実行委の役員らは、それぞれ仕事の合間にボランティアスタッフの工面や連絡、約90社にもなるスポンサー企業との交渉や調整に当たるなど、大会規模が大きくなるにつれて個人負担が増していた。前大会の第10回終了後の実行委で今後の開催について有無を検討し、第11回を最後に大会を終えることを決めた。
“長野日報Web「来月5日なかがわハーフマラソン」”から

・・非常に申し訳なく感じました。今回の大会でも、「実行委員長72歳!」と紹介されていたりしてそのご苦労に頭が下がりました。

私たち他所のランナーは

  1. 参加費用を支払えば走ることができて当たり前。
  2. 着替えができて、荷物が預けられて、給水があって当然紙コップがあって当たり前。
  3. 参加賞、記録証、フィニッシャータオルがあって当たり前。
  4. 大会関係者はいつも笑顔で案内するのが当たり前。
  5. トイレはコースにも沢山あって当たり前。無ければ立ちション当たり前。
  6. コースのゴミ箱にコップや飴、ジェルのパッケージを片付けるのは関係者で当たり前。

ということに慣れすぎているのではないのかと今回も反省しました。中川村のような小さな村で人口に匹敵するような参加者を集めてしまうイベントを開催する苦労は半端なかったと思います。上記の私たちよそ者ランナーの要望に必死になって応えて下さったことが皆さんの平穏な日常の生活を破壊してしまっていた、善意に甘えすぎていたのだと感じました。

「今回が最後の大会」ということはスタート前の挨拶やスタート前の漫談風注意喚起で繰り返しアナウンスされていましたし、大会案内にも明記されていました。

にもかかわらず、コース上には給水所のゴミ箱からこぼれた紙コップが散乱、エイドのバナナの皮が道路に散乱・・・。泣けてきそうでした。

以前にもゴミ問題を書いたことがありますが、せめて今回ぐらい、最後の大会と分かっている大会ぐらいきちんとゴミを片付けられないのでしょうか。

確かにゴミ箱が小さいということはあります。でも重ねて入れれば十分に入ります。ゴミを入れるランナーが少し手間を掛けてちゃんと入れれば何十倍も回収できるのに、適当に投げ入れる人が多すぎてゴミ箱の周りで散乱、風が結構強かったので、田んぼや畑に飛ばされていました。なぜ・・。

このゴミ問題が直接の原因ではないでしょうが、こうした私たちの態度が善意を貪り続けて疲弊させてしまったのだと思いませんか、

こうしたことが続く限り、手作りの素朴な大会は疲弊して消滅し、商業ベースの大きな大会、どれも代わり映えのしない参加費用の高額な大会しか残っていかないのでは?と感じています。

伝統ある「山口100萩往還マラニック大会」も終了しました。

 

幕を閉じる理由は

だが、主催する実行委員会は70代以上が中心で、大会運営のノウハウを若い世代に引き継ぎにくくなった。参加者の栄養補給場所にしていた飲食店の閉店や、仮眠場所にしていた体育館がある学校の閉鎖といったコース上の課題も生じた。そこで30回目、そして維新150年の年に合わせて、大会の終了を決めた。

実行委事務局長の山鹿(やまが)航嗣(こうし)さん(41)は「ここ数年申し込みが過熱し、大会に求められる水準を満たせなくなった」と話している。

なかがわハーフマラソンとは終了理由は違うかもしれませんが、参加者の急増と要求過多に善意だけでは対応できなくなってきたのでは、と感じています。

今回の写真をいくつ貼り付けながら最後の大会を偲んでいきます。

ナカハマン(なかがわハーフマラソンの公式キャラ)は子供たちに大人気。これからどうするんでしょうね。

村民グランドで開会式と準備体操。のどかです。

スタートもブロック分けは有るようで無いような緩い感じです。スタート後も焦って前を押しのけるような人は少ない大会ですね。

中央アルプスを背に一旦200mぐらい登って折り返します。まだ頂上付近には雪がありますね。

田植えを待つ田んぼの間をのんびりと。

今回はいつもの2倍の大きさの完走証でした。

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